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【Java入門】はじめに押さえておきたいJavaの基礎知識 Java入門第1回(解説編)

【Java入門】はじめに押さえておきたいJavaの基礎知識 Java入門第1回(解説編)

こんにちは、株式会社プロシードの「こた」です!

今日は、Javaを学習する上で、はじめに押さえておきたい基礎知識の解説です!

この記事の内容
・プログラムの書き方の基本ルール
・System.out.println関連
・ダブルクォーテーション(“)をつけるorつけない
・セミコロン(;)のつけ方
・コメントの書き方
・文字列と数値の違い
・文字列の連結
・自動型変換

 
「これからJavaをはじめて学ぶ」「基本中の基本ははやく身に着けたい」という方の役に立てればと思います!

よろしくお願いします^ ^

前回出題したJavaの問題

前回の記事で、Javaの基礎知識に関する問題を出題しました!

以降でこの問題を解説していきますが、もちろん問題を解いていなくても大丈夫ですので、ご心配なく^ ^

では、はじめましょう!

Javaの大前提の知識

まずJavaの大前提を説明しておきますね!

Javaのプログラムを新しく書く時、大体こんな感じになってます!

これを軽く説明していくわけですが、今回注目してほしいのは以下です!

1行目のところは、今は意味がわからなくてOKです^ ^

Javaのプログラムはこんな感じの構造になっています!

ポイント
・波カッコ{…}で囲まれた部分をブロックという
・図の外側のブロックがクラスブロック
・内側がメソッドブロック
・Javaは大抵この二重構造
・処理は基本、内側のブロックの中に書く

 
「処理は内側のブロックに書く」とおぼえておいてください^ ^

あと、この部分も補足しておきましょう!

ポイント

・書きはじめは”public class クラス名”と書き、波カッコ{…}で囲む(クラスブロックを作る)

・内側に”public static void main(String[] args)”と書き、波カッコ{…}で囲む(メソッドブロックを作る)

・あとはメソッドブロック内に処理を書くだけ

 
「クラスブロックとメソッドブロックを作ったら、内側にメソッドを書く」と覚えておいてください^ ^

前提知識は以上です。

それでは、問題の解説に移ります!
 
 

問題1~3:プログラムの書き方、コメント、ダブルクォーテーション、セミコロン

問題1~3はこちら

正解はこちら
・問題1 (A)
・問題2 (B)
・問題3 (B)

 
「System.out.println()」などと、いきなり難しそうなプログラムが出てきましたが、見た目ほど大したことはないです!

「ああ、なんだそんなもんか」という感じですね^ ^

続いて問題1~3のポイントは以下の通り。

以上を押さえておけば、これらの問題はすんなり解けます!


 
 

問題4~7:文字列と数値のちがい

問題4~7はこちら

正解はこちら
・問題4 (A)
・問題5 (A)
・問題6 (A)
・問題7 (B)

 
今度は””で囲まないやつが出てきましたね、慌てることはありません!

数値は文字列とちがって、ダブルクォーテーション(“)で囲みません。注意しましょう!

問題4~7の実行結果は以下の通りとなります(上から問題4, 5, 6, 7)。

45と”45”を出力する分には見た目が同じですが、4 + 5と” 4 + 5”にすると表示が異なります!

プログラミングの世界では、数値と文字列が異なるものとして扱われているのがわかりますね^ ^
 
 

問題8~11:数値の計算(算術演算)

問題8~11はこちら

正解はこちら
・問題8  (A)
・問題9  (A)
・問題10 (A)
・問題11 (A)

 
-はまだしも、*, /, %などの見慣れない記号が出てきましたね^^;

これらの記号の意味は以下の通りです!

意味さえわかれば、いけそうですね^ ^

ただ1つだけ注意、記号は全部半角で入力してください!

全角で+とかはダメです!

ちなみにこういう足し算とか引き算のような計算を算術演算といい、黒板で解説した計算記号を算術演算子って言います!

別にITの現場でこの言葉を使うわけではないんですが、本や参考書でJavaを勉強するときっと出てくる用語だと思います^ ^
 
 

問題12~15:文字列の連結と自動型変換

問題12~15はこちら

正解はこちら
・問題12 (B)
・問題13 (C)
・問題14 (C)
・問題15 (C)

 
これはちょっとややこしいですね^ ^;

「数値じゃないのに算数の記号を使えるんですか??」と思った方もいらっしゃるかも知れません。

使えます!

ただし、数値の時とは結果が変わります!

文字列同士なら文字列の連結になります。

また、片方が数値でもう片方が文字列の場合は、数値を文字列に変換した上で文字列の連結が行われます!

「+記号は足し算だけじゃなく、文字列どうしをつなぐこともできる」ことを覚えておきましょう^ ^
 
 

問題16~19:数値の計算(算術演算)と自動型変換

問題16~19はこちら

正解はこちら
・問題16 (A)
・問題17 (B)
・問題18 (B)
・問題19 (B)

 
一見何でもなさそうなただのわり算ですが、注意が必要です。

特に問題16を(B)と答えた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

Javaのわり算を見ていきましょう!

特に例1が重要です!

整数どうしの計算は結果も整数になります。

これがわり算の場合は、いわゆる「商」が答えになり、小数点以下切り捨てのようになります!

これを知らないでプログラミングをしてアプリを作ったら、バグが起こりそうですね^ ^;

しっかり覚えておきましょう!
 
 

最後に

今回は長かったですね、お疲れさまでした!

基礎の部分なので重点的に解説しましたが、次回以降はもう少し短めになるかと思います^ ^

「わかりやすかった!」「わかりにくかった、、」など、コメントいただければ嬉しいです!

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

以上、こたでした!